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高年齢雇用継続基本給付金

摩周湖の近くにある神の子池(2021.8月撮影 / 北海道斜里郡清里町)


高年齢雇用継続給付には
高年齢雇用継続基本給付金と
高年齢再就職給付金の2種類があります。


私が対象となる
高年齢雇用継続基本給付金について
書いておこうと思います。


総務・人事担当者や知ってますよーという方は
間違っている箇所をご指摘いただけると
助かります m(_ _)m


高年齢雇用継続基本給付金は
60歳以降も失業保険等を受け取らずに
ずっと同じ会社で働き続ける人が受け取れる給付金で
60歳になった月から65歳になる月までが対象です。


これには
◎雇用保険を5年以上支払っていた人
◎再雇用後の賃金が以前の75%未満になる人
◎60歳以上65歳未満の一般雇用被保険者の人
上記 3点の受給資格が必要です。


申請は事業主が2ヶ月毎に、
公共職業安定所(ハローワーク)に提出し、
給付金は2ヶ月分まとめてハローワークから
個人の銀行口座へ振り込まれます。
(大企業などはハローワークからではないかも?)


どれだけ支給されるの?っていうことですが
賃金の低下率によって違います。

私が60歳に到達する前の6ヶ月間の平均賃金
(平均賃金とは6ヶ月間の通勤定期代含む総支給額の平均額)
を仮に515,000円とします。


2月から支払われる総支給額(定期代含む)が
仮に 265,000円 とすると


265,000 ÷ 515,000 × 100 = 51.4%(低下率)


低下率が 51.4%なので 
上の表で61.5%以下 → 15.00%が支給率となります。


支給額は
265,000 × 15% = 39,750円(1ヶ月分)
となります。


65歳まで支給されると書きましたが
私の年齢では報酬比例部分(老齢厚生年金部分)が
62歳から支給されます。


そのため、この高年齢雇用継続給付で
老齢厚生年金の支給が一部停止になります。
(停止額は日本年金機構の資料を)


また、高年齢雇用継続給付は
令和7年4月からは改正され ← 改悪でしょ!
新たに60歳になる人への給付率を10%に縮小。


私たちが今、労・使で支払っている雇用保険料率が
4月から 0.90.% から 0.95% に上がり
さらに10月からは 1.35% になります。
新型コロナウイルス禍で枯渇した財源を
手当てするためと、先日、閣議決定しました。


物価だけではなく、社会保険料もまた
上がっていき、手取り額が
ますます少なくなっていくようです。

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