時代小説が好きで

特に

宇江佐真理さんの

『髪結い伊三次』シリーズ

シリーズ以外の文庫本も

大事にとっています。

何度も直木賞候補になったけど

受賞できず。

伊三次シリーズの

10作目文庫版のあとがきで

癌ということを告白されていて

闘病しながらの

15作目「竈河岸」を最後に

２０１５年にお亡くなりになりました。

女性作家による

江戸庶民の人情ものといえば

平岩弓枝、北原亞以子

そして宇江佐真理。

今では畠中恵、高田郁、西條奈加、朝井まかて

という面々が

現代でも通じる問題を

女性の視点で

細やかに柔らかく書かれている。

北原亞以子、宇江佐真理

お二人とも鬼籍に入られて

もう新刊を読むことはできないけど

持っている本（文庫版だけど）は

大事にしています。

函館の自宅キッチンの片隅で

人々の生活を綴ったたくさんの小説。

エッセイには

お婆さんになって小説をやめた時

ソファに横になって

自分の作品を読み返そうと

楽しみにしております。

私は誰のためでもなく

自分が読みたいから書いているのです。

ほんの一部