1987 ある闘いの真実
気になるドラマがなくて彷徨っていたら
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『1987 ある闘いの真実』
700万人をこえる観客動員数を記録した歴史映画。
1987年1月、治安警察の調査を受けていた22才の大学生が死亡する。
その証拠を隠滅するため、治安警察主導のもと
死体をすぐに火葬するために検事にサインを要請する。
当直の検事はこれを拒否し、司法解剖を命じる。
窮地に追いやられた治安警察は、青年の死は
単なるショック死であると弁明するが
現場に残された数々の証拠と、解剖の結果は
拷問による死亡を示していた。
事件を取材していた記者は
「大学生は拷問の途中に窒息死した」と報道する。
警察の内務部治安本部対共捜査所長は事件を隠ぺいしようとするが……。
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ソル・ギョング 、ハ・ジョンウ、ヨ・ジング、カン・ドンウォン
有名どころの俳優が多数出演しているのも見どころだけど
韓国の激動の時代である「1987年」。
軍事政権から民主化を勝ち取るために闘った
実話の映画化です。
1987年当時、日本はバブルに浮かれていましたね。
1988年のソウルオリンピックが開催された前年、
それほど遠くない35年前に、お隣の韓国が
このような歴史を経ていたことすら
私の記憶にはありません。
また、韓国に戒厳令があったことは知っていても
全斗煥政権末期の1988年1月、全面的に
解除されたことは後から知ったこと。
それほど私にとって韓国は遠い国だったけど
今ではBTSがニュースになる。
現在、至る所で民主化闘争が起こっていますが
日本は民主主義の重要性を認識することが
不足しているんじゃないかと思います。
けして難しい内容の映画ではないこと、
韓国のひとつの時代を知ることができる
映画だと思います。